桜の頃
2008 / 03 / 27 ( Thu )
昨日の東京の最高気温は18度。
4月中旬並みの暖かさだとかで、桜が一気に開花し始めました。
毎年この時期は、何分咲きだ とか 見ごろはいつだ とか
花散らしの雨が降らなければいいけど とか
どうも桜が気になって、落ち着かない気分です。


昨日、大学の卒業式帰りの袴姿の女性を見かけ、
数日前は やはり卒業式帰りの女子高生の集団に遭遇しました。
場所はファミレス。
「周囲の迷惑・・・? 何ソレ、おいしい?」 といった傍若無人な振る舞いで
周囲の顰蹙をかっていました。(笑)
卒業アルバムを開いて 大笑いをしていたり
「今日はアル中になるまで飲み倒す」なんて決意表明をしていたり・・・。
でも、なんだか一気に解き放たれて、
戸惑ってるようにも見えたりして。
濃いメイクも、制服だから あえてキメてたところってあるのかな。
卒業してもソレやってたら、ただのキャバ嬢だし・・・。
きついメイクと、はすっぱな態度で、
ウルウルきそうな自分をごまかしてるような気もする。
今日から、リアルにそれぞれの道に距離が広がっていくことを
一番実感しているのは多分本人たちだし。

彼女たちはどこで泣くのかな。
心の中だけかもしれないし、何年か後に ふと振り返った時かもしれない。

春は、出会いと別れの季節か・・・。
確かに色んな想いが交錯するよね。
悲しむ春もあるってことで・・・。
だから、敢えて「おめでとう」って言うのかな、なんて思ってみたり。 

まさに百花繚乱、
それぞれの人生が皆幸いに満ちたものでありますように。
卒業おめでとう!
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TOO LATE
2008 / 03 / 24 ( Mon )
先日、弥生美術館に 「小林かいち展」を見に行ってきました。
高畠華宵や蕗谷虹児くらいまでは 何とか知っていたけれど
「小林かいち」の名は初めて聞きました。
館内を一巡して、出口辺りのミュージアムショップで
彼の図録を見つけた時は、思わず手に取っていました。

竹久夢二や、高畠華宵とは、幾分趣が違っていて、
何というか、”日本のビアズレー”とでもいいたい感じでしょうか。
洗練されたデフォルメ、意匠のセンスの素晴しさ、
情緒に流れ過ぎていなくて、私は好きです。

少し前に、サントリー美術館で「ロートレック展」を見ましたが、
どうも あの頃の退廃的な魅力にはヨワいなぁー(笑)。

30日までです。
サントリー美術館の方は、20日から 「ガレとジャポニズム展」を開催中です。


因みに、弥生美術館で立ち止まって 
しばらく眺めた絵の題名は 「TOO LATE」。
  
 
         ラテ








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君へ
2008 / 03 / 20 ( Thu )
今日の月は、98% of Full 。
もうじき満月です。
けれど、残念ながら 天候は 終日雨。
窓から夜空を見上げても、何も見えません。

この週末は君の誕生日。
どんな1日を送るのですか?
幸せに暮らしているのかな。

先日、花屋の店先で水仙が香っていて、ふと君を思い出しました。
フリージアの香りも、君は好きだったね。
くちなしの品の良い香りも好きで、虫の幼虫がいやしないかと
警戒しながら 一緒に香をかいだのを 覚えているでしょうか?
実は私は、花の香に陶然とする君の横顔ばかりを見ていました。
知ってるよね。
幸せな記憶です。
そんなコトを思い出しながら、窓をあけて深呼吸をしていて、
ムスカリも香りを放ち始めたことに気がつきました。
そして、もう ほどなく桜です。

春風がふき、全てが一斉に色鮮やかに輝き始めるこの美しい季節に
君は生まれたんだよね。

誕生日、おめでとう。




     「約束」    作詞・作曲  村下孝蔵



        昼下がりに会えば  黄昏まで長すぎる
        夕闇まみれたら    夜更けまで短い
        花のように  風のように  雪のように
        君を  愛してゆきたい

     
        両手で抱きしめて  とまどいなら捨てようか
        瞳を見つめたら   心ならわたそうか
        花のように  風のように  雪のように
        君を  愛してゆきたい


        髪の束をほどき  やさしさまでとどかせて
        言葉に酔いしれず  勇気までたかめあい
        花のように  風のように  雪のように
        君を  愛してゆきたい



ずいぶん昔の歌ですが、わりと最近知りました。
静かな美しい曲で、何度もくりかえし聞きました。、
聴くたびに、ナゼかいつも君のことを思い出します。






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春の雨の日
2008 / 03 / 14 ( Fri )

色々な用途で 日常的にネットを利用してはいましたが、
ビアン系のサイトを閲覧するようになったのは わりと最近のコトなのです。
こんなに裾野が広いとは、実は思ってもみませんでした。

思わずエールを送りたくなるような、ラブラブな2人の日常を綴ったブログから、
様々なイベントやニュース、
インデックスを発信する巨大サイトまで、実に種々様々。
なかには読み応えのあるものも多く、
しばし 考えさせられるコトもあったりして、あらかたの把握だけでも
これは相当な時間と熱意が必要だと 感じざるを得ません。


ある場面で、若い知人の1人は(男性) 
「自分の人生において、なくてはならないものは何?」との問いに
PC母親」と答えていました。 (・・・母親ぁ~? 大丈夫なのか?)
なかには
「 愛と夢 」   (男性)   ふ、ふ~ん・・・。 
「 お湯と綿棒 」(男性)   うーん、そういえば・・・。
「 家とお金 」 (女性)   ・・・わかるけど さぁ・・・。(-_-;)  
という答えも ありましたが、 おしなべて先ずPCをあげる人がとにかく多かった
もう、ネットが生活の大半を占めている人の多さに
今更ですが、圧倒されちゃったりして・・・。
確かにネットの普及は、あらゆる意味で画期的ではありますよね。
当然、セクシュアルマイノリティーの人にとっても。

時折、ビアン系のサイトを漂っていて、視界がひらけるような気がした事がありました。

へぇー、 こんな前向きな活動をされている団体があるのか・・・。
ほー、  色々なニーズに対応しつつ、出会いの場を提供して下さる所もあるらしい。
あー、  この人の感性、共感しちゃうー、うんうん。
そんなコトを感じたりしながら閲覧していて、フッと手が止まってしまう事があるのです。

・・・フェムってナニ?
・・・リバって?
・・・Aセクとは・・・?
・・・どうも、性的な傾向や嗜好を表す言葉だというコトは なんとなくわかるのですが
私が知っているのは、せいぜいタチやネコくらい。
疑問に思いながらも、wikiや、用語集を開いてまで 
理解しようという気にナゼかなれない。

そこでふと、自分はどんな人がタイプなのか?・・・と考えてみました。
う~~ん、と、いつになく結構真剣に考えてみたのですが・・・
・・・結論として、わからない・・・。
もちろん、性格ワルイ人とかはイヤですけどね。

容姿も性格も、その他もろもろも、思い描くとしたらこんな人? というような
ほぼ理想型が目の前にいても、
こういう人を好きになれたらいいんだろうなぁ、と思うだけで
どうして もときめかなかった経験があります。
反面、今でも時折思い出し、面影をマブタに浮かべてしまう人は
自分でも 意外なタイプのひとでした。
所謂、モテ系ではなく、ごく一般的で平凡な・・・。

しかし、彼女の口元の表情や、爪の形、 そんな、なんでもないところからでも
視線を外さないと、自分が暴走してしまいそうになる程の衝動を感じました。

彼女に会いに行くときは、一体どこをどう通ったのか、
夢遊病のように まるで地に足がつかず、
彼女の笑みを、まるで花が咲くように 美しく感じ
しばし思考停止状態で 陶然としてしまい、
ふいに抱きつかれたときには、後頭部がふっ飛んだように 頭の中は真っ白に・・・
・・・自分に異常行動(?)をさせるもの、それはまさしくでした。

全く、みっともないというか、なんというか・・・
自分の不器用さにはあきれるばかりですが・・・。
しかし、会っているときも、そうでないときも、
いつも 彼女がどうすれば喜び、また幸福を感じてくれるのかを考えていました。
その時は、会う度に小さな花束を渡す事しかできなくても
将来的に、自分に何ができるのか、
そんなコトを、真剣に考えてばかりいたんです。


・・・話がそれてしまったので 元に戻しますが(笑)
この記事を読んで下さっている方、どうでしょう?
恋とは、平坦だと思って歩いていた道で、ある日突然穴に落ちてしまうようなもの、
ではないかと 私は思うのですが・・・。
たとえ望んでいなくても。
気づいた時には、自分で自分の気持ちのコントロールができず、動揺する。
甘美な痛みです。

外国映画で時折、「雷にうたれた」とか、「ハートを射抜かれた」などの
セリフが出てきますが、 まさに言い得て妙、
見えない力が働いているような気がしてなりません。
まさしく恋は落ちるもの。
そして、その見えない落とし穴(?)、
人生の道に そういくつもあるものではないのかもしれない・・・と思うのです。
私などは、全力投球してしまうので、
いくつもあったら気力も体力ももちません。

その後、その時愛した女性に、実に良く似た人に会いましたが、
自分でも不思議なほど、全く恋心は感じませんでした。

だから、自分はどんなタイプが好きなのか?   
・・・これが全くわからないんです。
もう、本能の赴くままに、という、野獣系の答えになってしまって
誤解されそうで困るのですがー。 
 

ネットのビアン系サイトで
「○○才以上限定オフ会、是非お気軽にご参加をー」 
などという呼びかけの記事に
「ハーイ」(^o^)/  なんて、思わず答えてしまいそうになる時もあるのですが、
ちょっと具体的に考えてみて、
自己紹介の時に (あれ、想像するだけでもすごくイヤ)
カテゴリー分け出来ない自分の、一体何を語ればいいのか? と思うと
気持ちが萎えてしまうのです。
確かに 間口は広がるのかもしれませんけど、
探してみつかるものでもないような気がして・・・。
でも、現実は、サイトがこんな広がりをみせるのは
リアルな社会の中では、
まだまだ自然な出会いは難しいという事なのかもしれませんね。


今日の東京の天候は、生憎、小雨混じりの曇り空。
皆さんのところはいかがですか?
そして、忘れてはならない、ホワイトデーです!
みなさん、ご準備はいいですか?笑 
どうぞ 素敵な1日をお過ごしくださいね。

                                       では また\(^o^)/








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中山可穂さんサイン会
2008 / 03 / 04 ( Tue )

3月1日に、有楽町の三省堂書店で 
作家の中山可穂さんのサイン会が 開催されました。
行こうかどうしようか迷った末に行ったのですが、
ナゼ自分が逡巡したのかよくよく実感してしまいました。

150名限定の整理券を、新刊の購入時に受け取ったまではよかったのですが、
その後の居心地の悪さは、久々に味わうイヤなカンジ。

大体、あんなに狭いところでサイン会なんて無謀だと思うのですが
出版社だか書店員だか知らないが、
黒いスーツ姿のスタッフの手際の悪さには辟易としてしまいました。
整理券番号があるにもかかわらず、
マイクで「 予約受付をしてください~。 」と
言うのでそのスタッフのところへ行くと、
整理券番号だけでなく名前を  フルネームで名乗れと言う
仕方がないので名乗ったけれど、今度はサイン会が始まると
「整理券番号○△番の○◇×△さま~!」と、
フルネームをマイクで呼ばれることに・・・

そんなバカな・・・一体なんのための整理券番号なんだ・・・
今時、病院でも個人情報には気を配るぞ・・・
しかも、混み合った書店、衆人環視の中・・・。
とっさに偽名を名乗ることも思いつかず、求められたアンケートに
個人情報を素直に書いてしまう バカな私・・・。
タンゴの曲が中途半端に流れ、スタッフはマイクで名を呼び
更に「○◇△×様ですか?」と、重ねて顔をのぞきこんで確認する始末。
スタッフ同士がニヤつきながらこちらを見て、小声で何か言っている。
たまたま居合わせた一般のお客さんも 「レズ作家のサイン会なんだって。」と
立ち止まって興味深そうに見ている。
あぁ、そう。このカンジ。
自分の人生を不本意なものにしてしまう、このカンジ・・・。
けれど、今回もっとイヤだったのは ビアン仲間とおぼしきグループが
まるで品定めでもするかのように コソコソと何か言い合いながら
個々にサイン会に来ている人を見回していたこと・・・。
どこかのオフ会にでも参加してみようかな、と思う気持ちをためらわせるもの、
それは閉鎖的なこの村意識。

せっかくもうじき春を迎えようとする このいい季節なのに
なんだか気持ちが萎縮してしまった。

中山可穂さん・・・。小柄で華奢な人だった。
雑踏と騒音と、自分に向けられるいろんな視線の中、
ただもくもくと丁寧にサインをしていた。
少しぎこちない笑顔と、ちいさな礼をいう声。
今、どんな気持ち?
そんな華奢な体で こんないろんな風圧に耐えてるの?
なんだかすっかり出版業界に管理されているようで、
痛々しく感じてしまったのは私だけ?
ほとばしるように奔放で キラキラとした輝きが、
ただ完成度の高い文芸作品に変化していく。
そんな気がして淋しくてならない。
丁寧に書いてくれた宛名と、猫のイラスト風サイン。
ただ、やったー!ウレシー! ではなくて、
可穂さんのいろんな想いが、迷いがにじんでいるような気がして
それをキャッチしたくて ずっと長い事見つめている。


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