欠けてゆく月
2008 / 05 / 30 ( Fri )

女子アナの川田亜子さんが自殺、というニュースを聞いて 幾日かたちます。

私は TVを殆ど見ないので、顔も名前も知らなかったのですが
ネットのニュースで彼女のブログがリンクしてあり それをナニゲにクリックしました。

女子アナ・・・というと、 あまりいいイメージをもっていなかったのですが、
彼女のブログを見ていて ずいぶん印象が変わりました。
報道番組に携わりたくてフリーになったこと、
出身地の愛する金沢のこと、
学生時代からの友人との気のおけない楽しい時間、
頼もしそうな2人の兄弟の写真、
選ぶ言葉にも 彼女の誠実な人柄がにじみ出ていました。
日々の充実ぶりを伝える内容が 次第に揺れを見せ やがて更新が迷走していく・・・。
ブログは・・・何と言うか、  本当にリアルですね・・・。

・・・誰もが思うことだろうけれど、
なんとかならなかったのかなぁ・・・と残念でなりません。
あんなに美しく成長した亜子さんを失ったご遺族の悲しみを思うと 
胸塞がれる思いがします。
きっと理由はひとつではないんでしょうし、
あの聡明な女性がまっすぐに死へ向かってしまうほど 
色んなことが積み重なっていたんでしょう。
色々と理由探しに躍起になっているところもあるようですが
人の心が折れてしまうというのは、 そう単純なことではないでしょうし。

ただ、漠然と、 人に疲れる・・・ ということはあるかもしれないとは感じました。
フリーになって、また、仕事の性質上 難しいことなのかもしれませんが、
時には、勇気をもって 「 義理を欠く 」 ということが、
ひょっとしたら必要だったのかもしれない。
また、これも仕事の性質上やむを得ないことなのでしょうけれど、
不規則な睡眠も気になりました。

5月21日の彼女のブログのタイトルは 「 眠れぬ夜に 」
誰にともなく 「 今宵の満月が見えていますか?」 と、問いかけて
”徒然草” を引用しています。


  「 花は盛りに 月はくまなきをのみ 見るものかは 」 
                                           ( 兼好法師 )

  花は盛りの時のみ、月は曇りなく輝いている時のみを見るものであろうか、
  ( いや、そうではない・・・ )


私もあの夜の満月は見上げていました。
しかし、そんな想いを抱えて月を見上げている人がいるとは 夢思わず、
胸つかれる思いです。

      


今日の東京の天候は、時折小雨のぱらつく曇り空。
明日は終日雨だそうです。
除湿機はもう フル回転です。
梅雨や暑さのない、北海道の方が羨ましい~。
日によって温度差の激しい不安定な気候が続いていますが、体調ご注意くださいね。
では 463


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ハリウッド
2008 / 05 / 22 ( Thu )


TV司会者エレン・デジェネレス、恋人のカノジョとの結婚を表明!

            エレン・デジェネレス  ハリウッドで最初の同性結婚カップル?  
           
 Photo:Getty Images/AFLO

[eiga.com 映画ニュース]
 
米カリフォルニア州最高裁が5月15日、
結婚を男女間に限定している州法は
「差別であり(同州)憲法違反」との判断を下し、
マサチューセッツ州に続き、同性結婚を認める判決を下した。

これを受け、アカデミー賞授賞式の司会経験もあるアメリカの有名な
TV司会者でコメディアン、 エレン・デジェネレス(50)が同日、
恋人の女優ポーシャ・デ・ロッシ(36)と近く結婚することを表明した。
デ・ロッシはオーストラリア出身で、
「アリー・myラブ」「アレステッド・ディベロプメント/ブル~ス一家は大暴走!」
「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」といったTVシリーズで有名な女優。

デジェネレスは、ピクサー・アニメ「ファインディング・ニモ」の
ドリー(ナンヨウハギ)の声で有名だが、
かつてバイセクシャルの女優アン・ヘッシュ(38)と交際していることを告白、
97年には米タイム誌の「ええ、私はゲイ(Yep, I'm Gay)」
というタイトルの号で表紙を飾ったこともある。
彼女は16日、自らがホストを務める「エレン・デジェネレス・ショー」の中で、
デ・ロッシとの結婚準備を進めていることを明かした。
デジェネレスはクレート&バレル(インテリアショップ)で招待状を作製しているが、
その書面に記された結婚の日取りは7月7日になっている。

なお、同性を認める判決を受けて、
米ゲイ&レズビアン向けニュースサイトAdvocate.comには、
女優のシンシア・ニクソン、ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブス、
俳優のチャド・アレンからの喜びの声が届いている 
                  
http://eiga.com/buzz/20080519/9


デジェレネスって、確か映画 「 ウーマン・ラブ・ウーマン 」の3話に出てた人?
14歳の年齢差かぁー。 愛は年齢も性別も超えるんですね。 
 お幸せに~!


一方、女優ジョディ・フォスターと噂の恋人の破局が伝えられています。

                      ジョディ・フォスター

              

45歳のフォスターは、約15年前から映画プロデューサーの
シンディー・バーナードさん( 54歳 )と交際し、
長年同居していただけでなく、 
9歳と6歳の2人の子供を一緒に育てていたそうです。
フォスターの出産にも シンディーさんは立会い、
2人はお揃いのティファニーの指輪をしていた・・・。
・・・去年の暮れ、フォスターが何かの賞を受賞したとき
「 私の美しいシンディー、最悪なときも最高な瞬間も、
いつも一緒にいてくれた・・・云々 」 と スピーチし、 
ついにカミングアウト!と騒がれていたけれど、
何で今更・・・?と、ちょっと釈然としないというか、
ひっかかったのを思い出しました。

私がジョディー・フォスターを初めて観たのは、映画「 ダウンタウン物語 」
ステージママの有名な フォスター家の女の子。
観ていないからよくは知らないけれど
それ以前の作品では、12・3歳の娼婦を演じていて話題になっていました。
「 ダウンタウン物語 」でも、役柄とはいえ 幼い顔に妖艶なメイクで
なにか痛々しく感じられて 
すんなりと 映画を映画として楽しむ気になれなかったのを覚えています。

その後、ハーバード大やコロンビア大、スタンフォード大学などを蹴って
イェール大学に入学し、優秀な成績で卒業したことを知って
ナゼか きっと深い苦悩があるんだろうな・・・と 漠然と感じました。

聡明で、努力家で、そしてガラス細工のように繊細で・・・
胸の奥深くで、 小さいジョディーが泣いている・・・
いつもほんの少し怯えたような、また、それを上手に隠している目の表情、
彼女の幸せを願っていたんだけどなぁー・・・。

・・・今、相当こたえているんじゃないだろうか・・・
そんな気がして ちょっと心配。
ちょっと電話してみようかしら、 なんつて。


久しぶりにふら~っとネットを漂っていて、こんな記事に出会いました。

悲喜こもごもですね。


 



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花の香
2008 / 05 / 13 ( Tue )

                                   マツリカ

今は曇り空、 もうじき雨?
せっかく 衣替えをしたというのに 梅雨寒のような この空気の冷たさ。
毎年のことなのに 何を着ればいいのか迷ってしまう。 
やっぱり今年もカゼをひいてしまった。



「 水曜日の朝 午前三時 」を読んで以来、
ふと気づくと、 何かの拍子に思い出し その心情を追う自分がいる。

「 もしも あの時・・・ 」 と、過去を振り返らないでいられる人が いるのかな。

いろんな岐路を 前にするよね。
・・・右かな、それとも 左かな?  
そうやって 立ち尽くし 迷いながら、 つま先立って 遠く先を見渡そうとして・・・
あとから振り返って、賢明だったと思えるような選択でなければ いけないのかな?
左へ行けば崖だって、それはそれでいいじゃないって 最近になって 時々思うよ。



甘い花の香りが鼻をかすめて、 ふと足を止めて その姿を探す。
ああ、、  またスイッチが入ってしまいそう ・・・
匂い蕃茉莉 ( ニオイバンマツリカ )、  紫から白へ 色を変えながら咲く花

思い出の花

甘い芳香と同じ思い出

あの頃 
君に胸射抜かれた頃 咲いていた花 














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モディリアーニ
2008 / 05 / 09 ( Fri )

「 モディリアーニ展 」 に行ってきました。
混雑を避けるため、 会期末やGW、週末を外したのですが 結構な人出でした。
人気があるんですね。

エコール・ド・パリやモンパルナスの郷愁、 そうした膨らませたイメージや
悲劇的な生涯がなかったら どうなんだろう・・・と思っていたのですが、
やはり 残念ながら私には 今回もその魅力を理解することができませんでした。 
どうも私には デザイン画のようにしか見えないんですけど、 ナゼなんでしょう?
                                            モディリアーニ          
今回 気になったのは、 その商魂のたくましさ・・・!
「 ふーん 」 と思いながら 展示会場を出ると
そこは ミュージアムグッズの山・・・。
アクセサリーのアンティークショップの出店あり
もう なんでもアリ !
いつもの光景ではあるのですが
今回のそれは 群を抜いている・・・(笑)!
関連書籍や絵葉書なんて 
カワイイもんじゃなくて、
「・・・一体 これが絵と 何の関係が・・・?」 と、
思わず 呆然と立ち尽くしてしまうほどの
なりふり構わぬぶりでした。
で、 今回のイチ押しは コレ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒
「 あんペースト 」 です。(¥1050 高い!)
・・・パンにつけて食べながら ラベルを見ると
洒落た雰囲気に浸れるんでしょうか・・・?
・・・しかし、アンコなんですけど。 
・・・パリ・・・?・・・アンコ??
なんかもう、バカにされてるみたいで 笑えてしまいました。
思わず危うく 買っちゃうところでしたよ、私。                  


去年、 同じ国立新美術館で 催された 「 フェルメール展 」 を思い出しました。
あの時も同じ。
看板は、「 牛乳を注ぐ女 」 だけなので、量でカバーだと言わんばかりに 
その時代の風俗画 ( しかもエッチング ) などでめいっぱい膨らませて
作者不詳の当時のグラスまで うやうやしく展示をしていた。
「 真珠の耳飾の女 」 の映画で、フェルメールの知名度がアップしたから、
これはいけると キュレーターが踏んだのか、 
それともレンタル料が高額だったのか。
そんな事を考えながら 展示会場を出ると・・・
そこには フェルメールグッズの山・山・山・・・263
Tシャツも ファイルも 何もかも 「 牛乳を注ぐ女 」 だらけ。
あの時、手にして呆然と立ち尽くした商品は、
「 牛乳を注ぐ女 」をプリントした石鹸でした ((爆))2
「 モディリアーニ・あんペースト 」に「 牛乳を注ぐ女・石鹸 」
・・・これは一体・・・?▽ ?

その商魂逞しさには 脱帽です。  
でも、 もう鼻につくからやめて欲しいなぁ~。
せっかく名画を観ても、興ざめですし。
ロケーションもハコもいいのに 残念ですね。
・・・そう、ロケーションがいいんです。
去年、 あそこでベネッセの社長サンが 人妻の愛人と写真を撮ったりして はしゃいじゃって
役職を棒にふってしまった気持ち、  わかります (笑)。


ところで、意外にご存知ない方が多いのですが、
美術館・博物館等共通入場券&割引券の 「 ぐるっとパス 」、 
期限は2ヶ月ですが便利ですよ。

        詳しくは こちら  ⇒   ぐるっとパスRUTT2008



                     さくらんぼ.
 

その後、通りかかった道で、鈴なりになった さくらんぼを見かけました。
きれいで つやつやと輝いていて、 いい気分転換になりました。
場所は神保町、なんと 三省堂前の交差点です。 


   

15 : 14 : 59 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(12) | page top↑
立夏
2008 / 05 / 07 ( Wed )


暦によると、 昨日5月6日は「 立夏 」。
二十四節気のひとつで、 太陽の黄経が45度の時  
夏の気配が感じられる頃・・・なんだそうです。
昨日の日差しなどは まさしく初夏、 汗ばむほどの陽気でした。

せっかくのGW, 天候に恵まれず 最終日だけが晴天でした。
みなさんのところは いかがでした? 


                                                山種美術館へ寄った帰り道、千鳥が淵をぶらつきました。 
             tidorigahuti                                   今年 山種美術館は、 
  今の三番町から広尾へ移転するそうで
   そうなると この道も 
   もうあまり歩くことがなくなるかなー、と思いながら。

   でも、今の場所はアクセスもあまり良くないし
   天井が低く 
  絵の展示には 少々ムリを感じていたので
   移転と聞いて、ほっとしました。


   お濠では、まだ菜の花が頑張って咲いていましたよ。



たまっていた本も読もうと思っていたのですが、それも消化しきれず、
一体 このお休みに何をしていたのか? と振り返ってみても  あるぇ~?・・・というカンジ263

小説は 2冊しか・・・。
   サラ・ウォーターズ著 「 夜愁 」 上・下巻             ( 創元推理文庫 )
   蓮見 圭一著     「 水曜日の朝、午前三時 」 ( 新潮文庫 )   です。

エッセイは1冊で、
   児玉 清著             「 負けるのは美しく 」           ( 集英社文庫 )。


夜愁  夜愁(下)  水曜日の朝 午前三時   児玉清


サラ・ウォーターズは、 正直言って 読みすすむのに少々努力が必要でした。
前作、「 荊の城 」 では ヴィクトリア朝時代が舞台ということもあって、
絢爛な世界とは なじみのない私にとって
最初からつかみにくい空気ではあったのですが、
それよりも そこはかとなく漂うビアンな雰囲気に、 
「 ・・・で、 それでどうなの?  もう ハッキリしてくれよーっ 」 ・・・と、 
消化不良を起こしてしまいそうでした。  ははは

しかし、この 「 夜愁 」では 正面からリアルに表現されていて 
登場人物の体温まで すぐそこに感じるようで、 途中 息苦しさを覚えるほどでした。
ラストの、 出会いの場面が 印象に残りました。
耳に音楽が流れ、 頭の中を色彩が流れる、 
・・・出会いは いつもロマンスですねー。
あれ? ちょっとズレちゃった。
でもこれはもう、ミステリーではないんですね。


あとの2冊は、ビアンものではありません。
が、「 水曜日の朝、午前三時 」は、読了後、久々に作品との出会いの幸福を感じました。
この幸せな 瞬間があるから、
だから 読書はやめられない。 
・・・私にとっては そんな作品でした。 
また、 「 負けるのは美しく 」、
愛娘を失った児玉清さんの 慟哭、 とても涙を禁じ得ません。




たまった新聞の整理をしていて、 
記事を見ながら 何ともいえない複雑な気分にもなりました。
中国の事は ムカつくので とりあえず横へ置いておいて、
目についた 痛いニュースを いくつか・・・

  「 船場吉兆、 客の食べ残しを 使い回し 」       ( 5月2日 産経 )

  「 寒いのにアホ、 オープンカーの親子が憤慨。
              言った高校生2人を 拉致、監禁 」    (   3日 読売 )

  「 若い男から110番、 出てみれば  
                                         ゴキブリが気持ち悪い 」   (   3日 産経 )

・・・・・GW, いろいろあったんですね  (^_^;)・・・・・。

みなさんは、 充実した楽しい休日をお過ごしでした?


 

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