しばらく前に六本木の国立新美術館・サントリー美術館で催されている「 ピカソ展 」と、
国立西洋美術館の「 ハンマースホイ展 」に行ってきました。
国立新美術館 サントリー美術館
ピカソ展は、国立新美術館の方では入場時に手荷物のチェックがあって、 へ え え ~。
出鼻を挫かれたようで
なんとなく観るのも面倒になり、ザーッと流し見。
正直、やっぱり好きになれない。
以前、スペインのプラド美術館で( 裸のマハ・着衣のマハは別として、笑 )
ゴヤ(!)を観て 、その後にピカソのゲルニカ(!)を観て、
どどーんと陰陰滅滅とした気分になってしまい、
野外のベンチに座り込んだ時の事を思い出しました。
やっぱりメッセージ性の強い作品はニガテかもしれない。
スペインの明るい陽光との対比が印象的でした。 今回も同じ。
詳しくはコチラ ⇒ 公式ホームページ
国立西洋美術館での「 ハンマースホイ展 」、結構空いてました。
初めて聞く名前だなーと思ったのと、看板の絵の色調になんとなく惹かれました。
ふと私の好きな絵本画家、リスベート・ツヴェルガーの色彩を連想し期待したのですが、
まるで違っていて 見事に外れました。
極端に家具のない部屋、ノブのない白いドア、あらぬ方向の影、
いつも後ろ向きの黒衣の妻・・・
こういうのを ”静謐な詩情” というんでしょうか・・・?
この人の精神状態はどうだったんだろう・・・なんて、そんなことが気になりました。
そりゃきっと よけいなお世話なんですけどね。
帰り道、去年観た「 ベルト・モリゾ 」のような
あふれるほど豊かな色彩の絵が観たくなりました。
詳しくはコチラ ⇒ http://www.shizukanaheya.com/
このHPでは ハンマースホイの部屋を3Dで再現しているということです。
12月7日まででーす。
今回の「 商魂逞しすぎコーナー 」は
ピカソ展記念チョコレート( 4個で900円!美味しくなかった!←結局買ってる )と、
ハンマースホイ⇒ デンマーク⇒ アンデルセン・・・ということで、
パンのアンデルセンの詰め合わせセットでした。
会期終了が迫っているので大慌ての更新でした。
では!