きざはし
2009 / 03 / 17 ( Tue )

受験を終えたあなたたちへ

 

沈丁花が香り始めて
今年ももう卒業式のシーズン。

いろんな場所でいろんな世代のハレの日の姿に遭遇する時期。
本人やご家族はもちろんの事だろうけど、
そうした姿を見かけたほうも ふと様々な想いが胸をよぎるコトがあるよ。 

「 おめでとう 」って言ってばかりで 
成長することに痛みが伴うなんて 誰も教えてくれないけどさ。

近頃は、4月始まりの手帳もあるらしい。
新しい階段、新しいステージを前に
自分の足元を見つめたり、感慨を覚えたりする頃なのかもしれないね。



受験が不本意な結果になったとしても、・・・無責任な言い方かもしれないけど春は春だよ。
学校側に見る目がない(!)と思ってはどうかな。
 
たとえ東大理Ⅲに行ったって、バラ色の将来が約束されているわけじゃないし。

もちろん存分に謳歌している人もいるだろうけれど、
バイトに追われ、医療訴訟に怯え、
狭い人間関係の中で汲々していると悲哀を感じている人もいる。
わずか30代でいつの間にか人生の第2ステージに追いやられ、
ふと自分の来し方を振り返り
多感な頃に 勉学以外何の思い出もなく過ごしてきたコトを悔い,
今の自分を見つめて虚無感を覚える人もいる。

早稲田の政経を出てたって、
今 借金まみれで知人の間を寸借して回っている人の 笑えない話もある。
以前、 スーパーフリーなんてサークルが世間を騒がせたけど、
鬼畜のような所業の一体どこに知性や品性を見る事ができるのかな。
ガタイ系の青年の方が、よほど礼儀正しくて多くを知り
爽やかだと感じることが多いのはどうしてだろう。

当たり前だけど 偏差値は万能じゃないから。

生き方も価値観も千差万別、
勝ちに行くばかりが人生じゃないかもしれないよ。

たとえばつらい恋に 悩みながら、 たとえば家庭の事情に喘ぎながら、
また 怪我や病に苛まれながら・・・。 
それぞれの葛藤を抱えて、 
ともすれば不安に倒れそうになりつつも自分を見失わず、 
果敢に挑んだ あなたの気概こそが何より尊いと思うけど。

机に向かっている時 何が励みだった?
バイト帰りに夜空を見上げて 何を想った?
そんなコトが、未来のあなたの心の中の 宝石のような財産になると思うよ。

ちょっと乱暴な言い方かもしれないけれど、 誰の言う事も聞かなくていいよ。
誰の都合も考えなくていい。
自分は本当はどうしたいのか、
ただ自分の心の中の声だけに耳をすませてほしい。
そして、 新しい春に一歩前へ踏み出してみてほしい。

ホントによくがんばったね、 
あなたの人生にエールを贈るよ。 




              梅

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