つづき
2009 / 08 / 31 ( Mon )

夏の企画展のつづきでーす。
東京国立博物館の平成館で開催されている 「 伊勢神宮と神々の美術 」展と、
同時開催されている 「 染付 -藍が彩るアジアの器ー 」展。
           

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     百日紅が揺れていました          平成館 

「 伊勢神宮と神々の美術展 」から。

結構な人でした。

 飛鳥時代から綿々と続く、
20年に1度、 正殿をはじめ、御装束、御神宝を造り替えて
ご神体を新宮に遷す遷宮。
平成25年に行われる式年遷宮を記念して、伊勢神宮の御神宝や神道美術など
その精華を展示、とのこと。 
 

          isejinnguu.jpg

・・・自分でも意外なほど興奮してしまいました。
御衣装の美しさ!
また、御神宝の美しさ!
当代きっての名工による静かな迫力!
20年に1度、全てをつくり替えるのはナゼなんだろう、と不思議に思っていたけれど、
こうして匠の技を伝承しつつ、
よみがえりが繰り返されてきたということを初めて知りました。

それが困難な時期には あらゆる人々が気持ちを寄せる。
展示物もさることながら、 
そこに形はないけれど その寄せる気持ちがなによりも美しい。
こんなに素晴らしい国が存在するなんて まるで奇跡、
そんなふうに思えて 頭はすっかり興奮状態、
胸がいっぱいになって涙がでました。
あの展覧会で泣くなんて? ( きっとワタシくらいかも・・・)
民族のDNAなのかなんなのか、
でもきっと感動すると言う事は こういう事。

伊勢神宮には1度行ったきりなので、またぜひ機会をつくりたいな。

どちらも9月6日( 日 )まで。 

      


同じ平成館で催されている 「 染付 -藍が彩るアジアの器ー 」展  

 
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白磁にコバルトで描く文様、
中国や、ベトナム、朝鮮などの物、または古伊万里などもあったけど、
あの中では 私はやっぱり鍋島が好きだなぁ。
濃染め( だみぞめ )、
うすくムラなく塗る技法を駆使した優美さが特徴らしいけど、
そういうことは よくわからない。
ただ、最早文様ではなくて別のジャンル、そんなカンジ。

余談ですが、本館に江戸17世紀の色鍋島、
「 色絵三壺図皿 」というのが展示されているんです。
暗記してしまったそのキャプション、

「 鍋島藩が、将軍や大名への献上品として焼いた色絵磁器を色鍋島という。
  色鍋島の真骨頂は、身近な題材を用いて、
  洗練を極めた意匠を作り出している点にある。
  華やかな文様で彩られながら、全く立体感のない壺の表現が
  幻想的な情趣を生み出している。   」

因みに、地下のミュージアムショップでそのレプリカを売っていて、
実はワタシ、 その小皿使っています。(笑)

 

 


場所は変わって、国立新美術館、 「 ルネ・ラリック展 」です。

アールヌーヴォーのジュエリー製作と、アール・デコのガラス工芸と、
2つの創作分野で活躍した人物ということなのですが、
ワタシは 百貨店などでよく見る ガラス製品のラリックしか知らなかったので、
そのジュエリーの分野が興味深かった。

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上の画像は、「 雄鶏の頭 」という名の、・・・・・なんとティアラ!
カルースト・グルベンキアン美術館( それどこ? )に所蔵されているということです。
くちばしにくわえているのは、当初はイエローダイアモンドだったということで、
なんとも豪華で斬新ですね。
やはり19世紀末の頃の、タイトでエキゾティックなデザインのドレスに
断髪の女性がイメージなのでしょうか。

ガラス工芸で、手作りの作品から産業へ・・・、
デザインだけでなく、商才にも長けた方だったんですね。

会場を出たところでは、案の定ラリックのガラス製品を売っていました~~~(笑)
お好きな方は どうぞお早めに!


9月7日( 月 )まで。


10月1日には 山種美術館がオープンするし、
秋から年末年始にかけて楽しみな催しが目白押し。
忙しいですね!

今日コチラは雨・・・というか、どうも台風接近らしいんですよ。
どうなるんでしょうね。
少し前に、カミナリの影響なのか何なのか、PCの不具合が起きたのですが、
またしても  ・・・!というカンジ。

PCが使えなくなったりする前に更新したいと思いまーす。

ではでは ♪


 

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夏の企画展
2009 / 08 / 29 ( Sat )

会期終了が近づいている催しも多いので、
大慌てでupさせていただきます。

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エジプトものでーす。
横浜の パシフィコ横浜では、アレクサンドリア沖合いの海から引き上げられた
神像などを展示。
上野の東京都美術館ではイタリア、トリノのエジプトコレクションを展示。
どちらも夏休み企画のようでした。
会場内のあちこちで学生さんがスケッチしていました。
夏休みの課題なんでしょうか?

どちらの展示を見ていても、 
万物に神宿ると自然を崇め、
八百万の神を祀っていたところなどは、日本と共通するところがあるなあと思いました。

ビクトリアのカノープス、 交易の旅の疲れを癒す娯楽の町を、
入ってきたキリスト教徒が 徹底的に破壊したとキャプションにあったのには、 
「 ・・・ああまたか・・・。 」

日本に布教に来た彼らがしたこと、
神仏はもちろん、 一般家庭に祀られている仏壇や位牌を焼き捨て、
あぜ道にある道祖神まで壊してまわった。
祖先をおまつりすることも、すべての神仏も否定して、
ただただ唯一神に帰依せよと言う。

意外と強引なんですよね。

当地 トリノエジプト博物館での、
アカデミー賞を受賞したという美術監督 ダンテ・フェレッティー氏による、
鏡と照明を駆使した ドラマティックな展示は
ぜひ1度見てみたいなーと思いました。 多分ムリだけど(笑)。

・・・しかし、世の中はやっぱり大不況なんでしょうか、 
ひと気の少ない閑散とした、パシフィコあたりのあの近未来的な光景を見ていると
漠然とした不安を覚えました。

海のエジプト展は 9月23日( 水 )、
トリノエジプト展は 10月4日( 日 ) まで。



国立近代美術館での催し、「 ゴーギャン展 」。 

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「 我々はどこから来たのか、 我々は何者か、 我々はどこへ行くのか 」

 ・・・ さあー・・・。
価値や評価はどうなのか知りませんけど、
私、個人的にタヒチを描いた作品はあまり好きじゃないんですよ。
ワケもなく・・・。
ただ、それ以外のモティーフの作品の色彩は本当に好きなんですけどね。

今回展示されている「 アリスカンの並木道 」、損保ジャパン美術館所蔵。
普段は、新宿のビルのフロアの中の、せま~い一室に
セザンヌと、ゴッホの「 ひまわり 」と、3点キチキチに並べて展示されているんです。

ゴッホの「 ひまわり 」よりも、「 アリスカン~ 」を見ている時間がいつも長い。
けれど、 毎回少し息がつまるような気がします。
それは、絵のせいではなくて、狭い空間のため。
べつに閉所恐怖症じゃないんですけどね。
狭いエレベーターに、カンジのいい女性と閉じ込められたら・・・なんて
考えるだけでウキウキしちゃいますけど・・・、って、
なあにを言ってるんでしょうか、私。 おかしいですねー。

話を戻しますが、
「 ひまわり 」は、世界が驚いた高額な買い物ですし、
高額な絵画を 管理しやすいように一箇所に集めておきたい気持ちはわかるんですよ。
警備や予算の関係もあるのかもしれない。
でも、せま~い一室でのあの展示のしかたは どうかと思うんです。
それぞれが、とても力のある絵ですから、少ーし間が欲しい。

いつだったか、その様子を、
「 こういう設営をした人は本当に絵画が好きなのか疑問に思う、
 世界が納得するステージに展示をする努力をして欲しい。
 美術品の流転の悲哀を感じてしまう、
 これではまるで、貧乏臭さの抜けない成金の食卓のようだ。
 テーブルに、鉄板焼きとすき焼きとしゃぶしゃぶを
 並べているかのようだと言っては言いすぎだろうか? 」

…と酷評した記事を読んで大笑いした事がありますが、同感です。

「 ゴーギャン展 」の売店ではタヒチのお塩を売っていました。   

9月23日(水)まで 。

 
            

 


サントリー美術館で開催中の 「 シアトル美術館、アジアの玉手箱 」展。

    
            karasuzu.jpg   
                          センスいいよなー。


桃山時代、俵屋宗達、本阿弥光悦の夢のコラボレーション、 「 鹿下絵和歌巻 」
シアトル美術館が所蔵する後半部分と、こま切れに離散した前半部分が
再現 されていました。 
       img13.jpg  

             tawarayasoutatu.jpg 

しかし・・・、コレを切り売りするかなああーーー!
他にやりようはなかったんだろうか、
三十六歌仙の切断しかり、 もう 痛ましくって涙がでそう~(涙目)。  

けど、今回 某新興宗教団体が数点所蔵していたのを知って 驚きました。
宗教の力ってスゴイのね。

9月6日( 日 )まで。

 


まだ他の美術展はあるのですが、おなかがすいてきたので(笑) 
また自戒・・・・・じゃなくってー、また次回。

駆け足で申し訳ありませんが、取り急ぎ!

 

 

18 : 56 : 05 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
夕立
2009 / 08 / 26 ( Wed )


千葉では晴れていたと聞きましたが、
一昨日の午後、 こちらはとても激しい夕立でした。

突然の、 遠くがかすんで見えなくなるほどの
地面に叩きつけるような激しい雨や 稲光を窓から見ていて、
なんだか 「 夏が往く 」 ってカンジがして いいなぁー・・・なんて思いました。

あとにはきれいな虹が立っていました。

        090719_1845~0001

 

夏の終わりは、ちょっと物悲しいような感傷的な気分になりますね。

ふと、 以前メールでいただいた瑞々しい詩を思い出しました。
ご本人の許可を得たので、載させていただきます。

 


雪の朝  私が見つけたもの

それは未来

通り過ぎてしまえば

通り過ぎてしまえば 私の中に生まれることもなかった想い達

期待だとか

不安だとか

そんな未来に向かう言葉の持つ

哀しみや 

痛みや 

幸せや

一瞬もとどまる事のない

私の そんな形にできない想いたちが

あなたという形の中に存在している

                       ( Lenn )

 

恋に泣いた17歳、 背中をトントンしてあげたいよ。
3年たって二十歳になったら一杯飲もう! ( 私ウーロン茶なんだけど・・・(ーー;) )

昼夜の気温差がありますね。
新型インフルエンザは既に流行中だとか?
夏の疲れも出る頃ですしね。

季節の変わり目、 みなさま体調にご留意くださいね。

ではまた♪

 

 


22 : 53 : 10 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
夏に咲く
2009 / 08 / 22 ( Sat )

              090803_1159~0002

朝に晩に、夏の翳りを感じるこの頃です。
夜には秋の虫の音も聞こえてきたような・・・。
昨夕は、陽が短くなったなーと実感しながら夕空を見上げました。

時の流れも、季節の移ろいも、意外と早いですね、
もうじき今年の3分の2が過ぎゆくなんて。


家を空けていたのと、PCの不具合でしばらく間があいてしまったのですが、
FC2にログインしてビックリ、 
・・・広告が入ってる・・・
・・・と言う事は1ヶ月以上更新をしていないということ・・・263
早い・・・
そういえばupしようと思っていた画像がたまっていたり、
近づいた催しの会期終了に焦ってみたり・・・。
今、まるで手付かずの宿題を前に慌てている 良い子の小学生のような気分です。

また、 メールなど頂戴したままになっていてスミマセン  <(_ _)>
ちょこっと病院のお世話にもなったりもしたのですが、
とりあえず息災にしています。
( ・・・け、決して親切な看護婦さんにデレデレしてたワケではあ・・・! )

ここのところ、TVや新聞でたて続けにいろんな方の訃報に接し、
やっぱり ちょっと思うところありました。
健康な方でも事故で、ということもあるし、
生前華やかな方が 誰にも見取られず・・・ということもあるんだなぁと。
誰も逝き方を選ぶ事はできないけれど、 自分の身に置き換えて考えてみたら・・・、
・・・結構普段から心がけていなければならないなーと思う事が
多すぎるコトに やっと今頃気がつきました!

先ず、住まいの掃除でしょ!(^^ゞ
こざっぱりとしなくちゃなー。
そして今までの雑記の処分やブログなどの削除、
それからあとは、   ・・・ ヒミツだよーん(^v^)

・・・なーんてコトを考えてみたりする人間に限って長生きして、
大いに周囲にメイワクをかけてしまうらしいので是非お楽しみに!♪

でも、 見ず知らずなのに、
おまけに こーんなに淡いネット上のお付き合いなのに、
声をかけて下さったり、ご心配いただいて感謝しています。
ホントにありがとうございました。
マイペースで申し訳ないのですが、またポツポツお返事させてくださいね。

・・・ところで・・・、
不思議で仕方がないのですがー、・・・ナゼなんでしょう、
ここ最近、初めてメールいただいた方に、子供さんがいらっしゃる女性が多いのは・・・。
正直言って、ビアンなワタシはそういう方にとって
最も遠いところに位置していると思っていたのですが。
はなから諦めていたのですけど・・・( 何を?アレ? )
嫌悪の対象じゃないの・・・かな?

な、なんにしても分け隔てなく接していただいて、有り難いかぎりです。
気にかけて下さる方がいるという事は、本当に励みになります!
これからも出来るだけ更新していきたいと思っています。
マイペースですけど、が・ん・ば・り・ま・す。

感謝を込めて、夏の花の画像を贈りまーす ♪

では、取り急ぎお礼まで



              090805_1120~0001 


<追伸>

先だってご報告した、舞台の「 十二夜 」が、
今月8月28日( 金 )午後10:30 ~ 翌29日( 土 )深夜、午前1:35
NHK教育TV、「 劇場への招待 」で放送されるそうです。

大阪松竹座での千秋楽が、ちょうど公演200回目にあたり、
演出の蜷川幸雄氏も舞台に登場して
3度にわたるカーテンコール、場内総立ちのスタンディングオベーションで
大変な熱気、盛り上がりだったそうです。

歌舞伎好きの高校1年生の女の子が知らせてくれました ♪
ご興味のおありの方は、是非どうぞ!

 

 

 

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