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一枚の写真から
2008 / 04 / 11 ( Fri )
連日新聞の一面に載る、中国のチベット弾圧に対する
各地での抗議行動は、日増しに過熱しているようですね。
世界では、国や民族を超えて、”良識”がまだ機能しているのだという事に
どこかで安堵しつつ、 反面 わが日本の腰の引けた対応を
本当に 情けなく思います。

これが親中派 (媚中派?)の福田政権ではなく、 安倍政権だったら
もっと毅然とした対応がとれた筈。
そんな事を考えながら、新聞の頁をめくっていて
ふと、一枚の写真が目に入り、頁をくる手も 視線も止まってしまいました。

ロバート・レットフォードとミア・ファロー。
若い恋人同士が、万感の想いを込めて見つめ合っている 
美しい映画のワンシーンです。

頭の中で、まるでチャンネルが変わるように さっきまでの苦々しい思いは飛び、
心は またいつものエアポケットにはまり込んでしまいました。 (あー、単純)

産経新聞 4月10日(木) 「20世紀のきょう」。
”華麗なるギャツビー” (スコット・フィッツジェラルド)が
アメリカで出版された日なのだそうです。
その記事に添えられた写真でした。

「20世紀の米文学の 最高傑作の1つ。
1920年代のニューヨーク社交界で 華やかな生活を送るギャツビーが、
昔の恋人と再会する情景を、退廃的な雰囲気を交えて描いた。
最近も 村上春樹氏の新訳が出るなど、
出版から80年が過ぎても 色褪せない・・・・・。」 と続いています。

コッポラの脚本によるこの作品を、私は子供の頃に映画館で観ました。
幼すぎて、実はさっぱりワケが分からなかった
ただなんとなく、可哀想なお話だということと、
ロバート・レットフォードが次々と放る 高価そうな衣類が
宙を舞うシーンが印象に残っていたくらいでした。

しかし、後にを知り、を重ね、
人は 色々な想いを胸の中で折りたたみ、置き場所を探しながら
生きているのかもしれない、などと生意気な事を思うようになった頃
繰り返し この作品を観るようになりました。

当時、ハヤカワ文庫で出版されていた本も読みましたが
映画は 原作をはるかに超えている、と思いました。

「ゴッド・ファーザー」同様、コッポラの作品は 
何度も繰り返し観させる引力を持っている。
そして、繰り返し観て その緻密な計算や表現に舌を巻きつつ
毎回 深い想いに落ちていく。
コッポラの全てを知るわけではありませんが、この2作品においては
例えば、家、 血、 因習、 無常観に滅びの美学、
そうした日本人の感性に通じるものが あるような気がしてなりません。

ギャツビーの中に私は
1人の女性への、句読点を打てない想いの苦しさ、
他ならぬ自分こそが、彼女を幸福にできる存在でありたいと願う気持ち、
そういう思いを、重ねて観ていたのかもしれません。

学生時代に始まった私の恋は、春秋を重ね、
もう、こ-んな所まで来てしまいました。 (どんなところよ 笑)
思い出にしようとか、 忘れようとか、 
それなりに 色々と抗ってはみたのですが、
何故か彼女は いまだに私の中でスペシャルであり続け、
近年は さすがに抗う気力も失いつつあり
結局、こういうショボイ人生もアリかなー、と考えるようになりました。

   「年を経て、色々なしがらみから解き放たれた時、
   残りの人生を 私にくれませんか? 
なーんて、思い切り噴かれてしまうようなプロポーズを
いつか・・・と夢見ることもあるんです。 

村上春樹さんの訳の本は、出版当時 書評で高く評価されていたので
一度書店で手にとってはみたのですが、また戻しました。 
まだ、少し痛いので。

ふと紙上で見かけた、たった一枚の写真が
人の心をここまで展開させることもあるんですね。
いやー、参りました。\(◎o◎)/!

この記事をご覧くださった皆さん、 いい恋してくださいね
春ですよ、 春。  木の芽時








20 : 21 : 58 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
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コメント
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「華麗なるギャツビー」、私も見ました。そして当時中学生の私も、よくわからなかったです。
でも親がすごーく感動してたのを、覚えてます。年齢を重ねないとわからない映画なんでしょうね。今見たら、どんな感想を持つのか?私もまた見てみたくなりました。

あ、草野くんだ!と思ったら、ロビンソンですね。スピッツ好きの私の一番好きな曲です。昨日も車の中で聴きましたv-266
by: koo * 2008/04/12 22:44 * URL [ 編集] | page top↑
--どうも、こんばんは。--

「華麗なるギャツビー」は、学生時代に手にとってみたものの「今の私にはまだ早い」と購入を思いとどまった作品です。ハッピーエンドじゃないですしね(苦笑)
プロポーズ、素晴らしいじゃないですか!
私までドキドキしちゃいましたよ(笑)
偶然にも、愛しの想い人(表現古)が前にかがんだ瞬間にチラりと見えた背中に興奮しているような私とは大違い・・・(恥)
by: ウォルシンガム * 2008/04/12 22:45 * URL [ 編集] | page top↑
--kooさん ♪--

ようこそ!
「華麗なるギャツビー」、私もまた観たくなって探したら リメイク版が出ていました。
(ちっとも良くなかった・・・笑)
スピッツ、私も「ロビンソン」が好きなんです。
”君の手を離さぬように・・・” なんて 切なくていいですよねー。
昨日も車の中でお聞きになった?
・・・助手席にはどんな方が?・・・なーんちて(笑)。
by: vesper * 2008/04/12 23:17 * URL [ 編集] | page top↑
--ウォルシンガムさん ♪--

ドキドキしていただけました?
私もです。(え?
しかし、私の場合 動悸・息切れ・めまい・・・ちょっと種類が違うような気もしますが・・・気にしない、気にしない・・・(笑)。
垣間見た背中に興奮? そりゃしますよー!
は、鼻血出ちゃうかもしれません、わたしっ。

ロバート・レットフォード、いいんですよねー。
あの頃もいいけれど、数年前にブラット・ピットと共演した 「スパイ・ゲーム」も良かったですよ。ご覧になりました?
刻まれたシワがまた良くて。
けど、あの映画って、切ないゲイ物語に見えるんですが・・・。
by: vesper * 2008/04/12 23:46 * URL [ 編集] | page top↑
--紳士的に・・・(苦笑)--

「見えてますよ・・・」とシャツを下げてあげようと触れた所、「ちょっ・・・・○ンツ見えた?」と笑顔で聞かれたので、笑顔で一言「ご馳走様でした」とだけ答えておきました(笑)

ロバート・レットフォード。私も好きですよ。
会社を作って映画監督も熱心にこなされているようで・・私はよくマイケル・ダグラスと間違えるんですが(失礼)
by: ウォルシンガム * 2008/04/13 20:57 * URL [ 編集] | page top↑
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シャツを上げたら良かったのにー ♪
「ちょっと よく見えないんですが・・・。」とか言っちゃって。(爆)
by: vesper * 2008/04/13 21:49 * URL [ 編集] | page top↑
--○態宣言(違)--

正直にお話しますと、背中を見てから紳士的発言をするまでに大分「間」があったんですよ・・(笑)もう少し堪能してから・・とも思ったんですが、そう遠くない所にも同僚がいたもので・・(苦笑)

外では無くて、室内であればその手も使えたかも・・(笑)
by: ウォルシンガム * 2008/04/14 21:22 * URL [ 編集] | page top↑
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あー、野外だったのね。
そりゃ寒いわねー。

でも、その微妙な間って・・・・・いいかもっ。
by: vesper * 2008/04/14 22:21 * URL [ 編集] | page top↑
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こんばんは はじめましてです。

「年を経て、色々なしがらみから解き放たれた時、 残りの人生を・・・・・・」その言葉に とても感動してしまいました。時々、おじゃまさせて下さい
by: chouchou * 2008/04/16 23:21 * URL [ 編集] | page top↑
--chouchouさん ♪--

ようこそ♪
コメありがとうございました。
あまり熱心なブロガーでないので、なかなか更新できていないのですが
また、是非寄ってください。

by: vesper * 2008/04/17 20:47 * URL [ 編集] | page top↑
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