TOO LATE
2008 / 03 / 24 ( Mon ) 先日、弥生美術館に 「小林かいち展」を見に行ってきました。
高畠華宵や蕗谷虹児くらいまでは 何とか知っていたけれど 「小林かいち」の名は初めて聞きました。 館内を一巡して、出口辺りのミュージアムショップで 彼の図録を見つけた時は、思わず手に取っていました。 竹久夢二や、高畠華宵とは、幾分趣が違っていて、 何というか、”日本のビアズレー”とでもいいたい感じでしょうか。 洗練されたデフォルメ、意匠のセンスの素晴しさ、 情緒に流れ過ぎていなくて、私は好きです。 少し前に、サントリー美術館で「ロートレック展」を見ましたが、 どうも あの頃の退廃的な魅力にはヨワいなぁー(笑)。 30日までです。 サントリー美術館の方は、20日から 「ガレとジャポニズム展」を開催中です。 因みに、弥生美術館で立ち止まって しばらく眺めた絵の題名は 「TOO LATE」。 ![]() |
--初めて知りました--
「小林かいち」ですか。初めて知りました。どんな人なんだろうと思ってインターネットを検索してみたら、ごくごく最近にご遺族が分かり本名等が確認されたそうですね。 彼の経歴等が明らかになってから、私は彼の事をvesperさんのブログで知ったのですが、それまではミステリアスな存在であったのでしょうね。 私は単純な性格なせいか、色の綺麗な絵が好きです。 とは言っても、教科書に載っているような誰もが知っている絵しか知らないのですが・・・。
by: SOL * 2008/04/17 22:44 * URL [ 編集] | page top↑
--同感です--
同感です。 やはり絵は、理屈ぬきに感性で見ていいんじゃないかなーと勝手に思ってます。 プラド美術館で、ゴヤのシリーズを見てどよーんときて、その後ピカソのゲルニカを見て(笑)ベンチに座り込んでしまったのを覚えています。 確かに意義深い絵なんでしょうけどね(^_^;) スペインのあの明るい陽光との対比が印象的でした。 エル・グレコなどの宗教画より、なぜか仏画の方を神聖に感じてしまうのはDNA?(笑)、また、当時の権力者の肖像画を見ても、写真を見ているようで・・。 やはり印象派以降かなー。 カプチーノ、クリックして拡大して見てください。 これもアートですよね(笑)。 --ほぅ~--
どうも、こんばんは。 私は人ごみが苦手なので、都会に憧れる人の気持ちが幼い頃から理解出来ませんでしたが・・休日を博物館や美術館で過ごすことの出来る生活には大いに憧れを持っています。 昨今でいえば「大徳川展」。 仕事を休んでのんびりと出かけようかと、本気で迷いましたよ(笑) 絵・・私は、ルーベンスやルノアールが好きですが、歴史好きの性か(苦笑)肖像画ならば何時間でも飽きずに見て居られます・・・。 --確かにDNAかもしれません。--
そうですね。スペインの美術館へ行って絵を見ると、あまりの大作(迫力?)に圧倒されることがあります。 少し前にベストセラーになったスペインの小説「風の影」も娯楽小説ではありますが、日本の小説よりも重たい気がしました。日本人と比べると情に厚い思い入れたっぷりの人が多い気もします。私達は、あっさりとした食事を頂いていましたし・・・きっと淡白なんじゃないでしょうか?全体的に。 ウォルシンガムさんみたいに歴史の事を理解している訳ではないので、こちらの肖像画や宗教画を見ても、背景が分からなくピンときません。ブタに真珠状態です・・・。 素敵なカプチーノですね!猫でしょうか? 可愛いですね。 ----
ルーベンスにルノワールがお好きですか。 Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の 「ルノワール+ルノワール展」はもうご覧になりましたか? 5月6日(火)までで、会期中は無休だそうです。 「画家の父 映画監督の息子 2人の巨匠が日本初共演」と副題がついていますが、言った人の話によるとずいぶん面白いコラボだったそうですよ。 まだ先がある、と思ってうかうかとしてしまい いつも会期ギリギリに慌てるのが常なのですが 今回もそうなりそう・・・。 --SOLさん♪--
スペインの小説「風の影」。どんな小説なんでしょう。 情に厚く、思い入れたっぷり・・・いいですね(笑) 原書で読まれるのですか? 実は私は フラメンコの踊りよりも あの濃い歌が好きなんです。 汗をほとばしらせながら年配の女性が眉間にしわを寄せて 切々と、また叫ぶように歌う歌。 歌詞を理解したくて「スペイン語講座」を買ったのですが、今は埃をかぶっています。(ダメじゃん!) |
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